年配者は「今時の若い者は・・・」と言い、若者は「考えが古い」、「時代が違う」と言う・・・。異なる世代間でお互いを表する言葉は、いつの時代でもそれほど変わらないように思います。
“世代の違い”っていったい何なのか、一言で言ってしまえば、私は“文化の違い”なのだと思っています。
なぜそう思ったかにはキッカケがあって、それはいろいろな国の人が、他の国を批判する時に言うことが、自分と違う世代を批判するときの言い方とそっくりだと感じたからです。国の違いは文化の違いが大きいと考えると、結局そういうことなのかなと思ったわけです。
他の国の人と付き合うには、相手の文化を理解するところから始めると思いますが、世代のギャップを縮めることも、これと同じように思います。
異なる文化の人と接する時、お互いの違う点ばかりに注目すると、なかなか付き合いづらくなりますが、冷静に見ると実は結構同じところが多いことに気づいたりします。
自分と違う価値観は相手の文化として認め、違う点ではなく自分と同じ点を探して見ると、国の違いであっても世代の違いであっても、それを乗り越えて案外うまく付き合っていけるような気がします。
「違うということ」を嘆いてばかりいても、結局は何の解決にもならないと思います。
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