2012年12月4日火曜日

失恋?バーゲン?社内FA?


この表題でおわかりの方もいらっしゃると思いますが、こんな社内制度を取り入れている会社があります。よく紹介されているおなじみのものも含めて、ちょっと目に付いたところだけでもこんなものがありました。

・失恋休暇(独身の社員が失恋した際、年齢に応じて休暇が取得できる。年齢とともに休暇日数が増える)
・誕生日休暇
・バーゲン半休、二日酔い半休
・社内フリーエージェント(社内転職)
・非喫煙手当
・サイコロ給(毎月「(サイコロの出目)%×給料」が、+αとして支給される)
・社内恋愛目安箱(社長だけが鍵を持っている箱に、女子社員が意中の男性社員の名前を書いて入れると、相手の意思を確認し、場合によってはとりなしてくれる)

他にも社内バーを設けて利用は無料としたり、社員同士のホームパーティーを費用援助したり、社員旅行社内運動会といったかつての定番行事も復活してきているようです。
これらすべてに共通して言えるのは、社員のプライベートともいえる部分にもかかわろうとしているということです。

近年は成果主義、経費削減、仕事とプライベートをはっきり区別する風潮などもあって、効果がわかりづらいような社内行事や社員向け制度は縮小、廃止される方向でした。
しかし最近は、社員のプライベートに関わる部分も会社が支援したり、社員同士が仲良くなったりすることで、会社という集団への社員の帰属意識が増しチームワークが向上し、生産性も上がっていくという考え方が改めて見直されてきており、従来からある定番行事の復活はもとより、独自のユニークな制度を考え、導入する企業も増えてきています。

もちろん個人の価値観は多様化していますので、このような流れに必ずしも賛同しない向きもあるでしょうが、会社が人の集団で組織であるということを考えると、人の気持ちに訴え、チームを盛り上げることは絶対必要なはずです。

あまりコストをかけずに実施出来る、自社なりの名案もあると思いますので、皆さんの会社でも是非考えて見てはいかがかと思います。


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