2012年8月13日月曜日

社内研修の環境づくり

ある会社で社内研修をやらせて頂いた時のお話です。

研修を行うにあたって、社内でのスケジュール調整が難しかったようで、調整された実施日が日曜日でした。
私の経験では、日曜日に研修をやるような場合、大体が会社の一歩的な都合で、参加する社員もおおむね強制的、そうなればそれだけで不満タラタラ、効果半減ということも多いものです。

その旨をご担当者にお話したところ、「これは社員にスケジュールの希望を取った結果での設定で、平日は業務で抜けづらいし気が散ることもあるから、との意見が大半だった」とのことでした。
「うちの会社は、休日の研修などには全く抵抗が無いので、全然問題ないですよ!」と言われ、本当に社風によっていろいろな捉え方があるものだと思ったのですが、前提にはやはりそれなりの環境づくりがあるのだと思います。

この会社の皆さんにお話を聞いていると、社員は研修は自分のためと考え、会社が自分に投資してくれていると捉え、会社も常に社員教育についての考え方や、社員に成長して欲しい旨を伝え、実施にあたってもいろいろな配慮をしています。お互いの信頼関係があるのです。

まだ小規模の会社なので、少人数ならではという部分もあるのですが、研修を成功させるためには、その内容やカリキュラムだけでなく、広い意味での環境づくりも大切だと感じた体験でした。

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