2014年5月28日水曜日

「ミニスカ奨励金」なる制度は差別なのか


中国の不動産会社が顧客獲得の一環として、女性社員に「ミニスカ奨励金」を交付していることが発覚し、物議を醸しているのだそうです。
男性社員にはおおむね好評というのはわかるとして、女性社員でもスタイルに自信のある人は、この制度にそれほど反感は抱いておらずに積極的に活用している一方、そうでない女性社員からは「差別」「不公平」などというネガティブな反応なのだそうです。

この話に関連して、私はアメリカのフーターズの話を思い起こしました。
スタイルの良い美形の女性がちょっと露出度高めの服装で接客してくれる飲食店ですが、この「フーターズガール」として働きたいという希望者は結構多いのだそうで、なんでもアメリカでは一つの職種として認められていて、履歴書にも「フーターズガール」と書けるほどのステータスがあるのだそうです。
このように、自分の強みを活かして本人の意志でやりたいと思っていることを、「女性らしさを強制している」とか「女性差別だ」というのだとしたら、それはやっぱり違うと思います。

差別というのは、対象にしていることが、例えば性別、年令、人種、国籍など、本人の意志ではどうしようもない理由で差をつけようとすることを指して不公平とだ言っているのであって、本人の意志で変えられることが対象であれば、それは差別ではないと思います。

最近の企業の採用条件に「非喫煙者」という記述を見かけるようになりましたが、これを差別だという声があります。しかし、応募したいのならばタバコを止めれば良いことですし、それができないならば、喫煙者にとってそんなに条件の悪い理不尽な会社には行かなければよいだけのことです。

最近、日本でもスカイマークの客室乗務員の制服にミニスカートが採用され、やはり賛否両論があるようです。
一応会社では「着用は同意した者だけ」と言っているようですが、周囲からの無言の圧力がありそうですし、純粋に本人の意志で着用拒否をするのはちょっと難しそうに思います。実際にCAの労働組合の一部では、「保安員としての業務に支障があり、セクハラの観点でも問題だ」と言っているようです。
ただ、例えばこれが採用条件として事前に明らかになっていたとすれば、その捉え方は少し違ってくると思います。自分の意志で判断できる余地が出てくるからです。

この「ミニスカ奨励金」なるものも、嫌がる女性に強制するような内容であることがあるとすれば、それは問題だろうと思いますが、どう対応するかは本人の意思次第ということになれば、これを差別とまで言い切るのは、果たしてどうだろうかと思います。

差別という話は、その人の受けとめによって、感じ方が大きく違う部分なので、一概に判断するのは難しいことです。
ただ最近は、自分が不利益を被るとそれをすぐに差別だと言いがちな傾向があるように思います。しかし本当の意味での差別というのは、「自分ではどうしようもない理由で不利益を被ったり攻撃されたりすること」であるはずです。
差別という言葉を安易に使いすぎることには、私はあまり賛成できません。


2 件のコメント:

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