2012年11月9日金曜日

「時間の大切さ」を自覚するために・・・


「遅刻はいけない」など、時間が大切ということは、ビジネスの上では常識ですが、新入社員などに理解してもらうために、あえてお金に換算して、「損失額」として話したことがあります。

例えば、たった一人がたった5分だけの遅刻をしたとしても、その遅刻のために10人集まる会議が始められなかったとしたら、5分×10人で50分相当のロスになります。

これを単純に時給として金額換算すれば、一般社員で千数百円程度、もっと偉い人ならば数千円程度のロスになり、これが毎日、社内のいろいろな所で発生しているとしたら、「塵も積もれば・・・」大変な損失額になってきます。

あるところで聴いたお話で、数億円規模の入札物件に半年以上かけて準備してきたのに、提出期限当日に電車遅延に合い、提出期限に5分遅れてしまったために、すべての話がダメになったという話があります。

電車遅延など社員の責任ではありませんし、普通はその理由でその程度の時間遅れても、責任を問われることは無いでしょうが、それほど時間、期限にシビアな仕事もあるということです。

最近の傾向で、時間や場所をきちんと決めない待ち合わせが増えているように思います。たぶん携帯電話が普及して、お互いいつでも連絡し合える環境だからだと思うのですが、その反面で時間や期限というものにルーズになってきている傾向があるように思います。

「ほんの○分くらい・・・」と思うことは日常たくさんありますが、たまにはそれを見直すことは必要でしょう。
よく「時間は買えない」と言いますが、あえて自分の無駄にしている時間をお金に換算してみると、自分の行動実態を実感するためには面白いかもしれません。


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